演劇集団キャラメルボックスのハーフタイムシアター2本立て、『あしたあなたあいたい』と『ミス・ダンデライオン』の東京初日を見に行ってきた(新宿シアターアプル)。
昨年末に上演した『クロノス』と同じく、梶尾真治原作の短編集『クロノス・ジョウンターの伝説』からの舞台化。今回は『布川輝良の軌跡』が『あしたあなたあいたい』に、『鈴谷樹里の軌跡』が『ミス・ダンデライオン』に舞台化された。
まず『あしたあなたあいたい』。
原作を読んだ時にはラストで涙が溢れたけれど、舞台では登場人物が多くなっていたり設定が少し変わっている分、自分の感情を誰に重ねるかが少し曖昧になってしまったかも。原作を読まずに見ればそうは感じなかったかもしれないけれど、読んでいる分、舞台との「ギャップ」が気になってしまった。また、役者陣の「間」がまだ微妙に噛みあっていないようにも感じた。これは長い東京公演(〜5/3まで)の間で、少しずつ、もしくは劇的に変わる予感はある。間を置いて、また見てみたいな。
その後に『ミス・ダンデライオン』。こちらはほとんど原作と同じ展開&登場人物&設定。そのためかとてもスムーズに主人公・鈴谷樹里に感情を乗せて見る事が出来た(『クロノス』に続いて泣いてしまいました)。彼女が舞台に出ずっぱりな分、その感情を丹念に描いていくことが出来たからかな。その分、演じる岡田さつきさんの負担は大きかったと思うけど(『クロノス』の時の菅野良和さんと、レベル的には同じくらいだと思う←あっちは2時間だったけど)。
とりあえず初日を見た感じとしては、『あしたあなたあいたい』はまだ未完成、でもその分どう変わるのかが楽しみ。『ミス・ダンデライオン』はかなり完成度が高い。主人公が女性なので、特に女性にはオススメな作品という感じです。
とりあえずあと1回見に行く予定はあるけど、さらにもう1回くらいは見に行こうかな。
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