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ベルリン国立バレエ団『ラ・バヤデール』

来日中のベルリン国立バレエ団の『ラ・バヤデール』を見に行ってきました(於東京文化会館)。

世界的人気ダンサーであるウラジーミル・マラーホフが芸術監督に就任して話題になっているこのバレエ団、どんなものが以前から気になっていたのでした。

ニキヤを踊ったヴィシ、正直あまり好きなタイプのバレリーナではなかったのですが、以前感じた強すぎるアクが取れてきて、違和感を感じなくなってました。世界バレエフェス等でマラーホフと踊った時は「マラも大変だなー」って感じで見てましたが今回は結構息が合ってましたし。ただ、ニキヤという役としては色気がありすぎるかも(^^;

マラーホフはさすがに全盛期を過ぎた感が...。それでも無音着地とか柔軟性とかラインの美しさ、サポートの上手さはさすがです。芸術監督&ダンサーという二足のわらじ状態なので、ダンサーとして踊りに全神経を回せないのがツライかも。
あと彼の「王子様」キャラがソロルに合っているのかは...微妙です(^^;

ガムザッティはベアトリス・クノップ。手足が長くて抜群のテクニックがある、クールビューティなバレリーナ。ソロルに対しての愛情よりも、ニキヤに対するライバル心がやたらと強かった気がします。残念なのは、ヴィシと並ぶとどうしても「華やかさ」に欠けるところ。まぁヴィシと比べるのもアレなのですが、ちょっとキャラが地味かな。テクニック面では全然問題がなかったです。レベル高し。

この作品の中では重要な存在の群舞。
うーん、正直大したことなかったですね。全然揃ってないし、動きが雑だし。「影の王国」の場面なんて楽しみにしてたのに眠くなっちゃったくらいですよ。ヴァリエーションみたいな、個人で踊るところはいいんですけどね。
出来て(合併してから)から間も無いということの影響なんでしょうかね。

あ、男性陣は結構上手い人がたくさんいたと思います。一緒に踊ると揃ってないのは女性陣とあまり変わらないですけどね(笑)

美術面では、最後の寺院崩壊が面白かった。照明が効果的に使われていて、ホントに崩れてるように見えましたからね。

ただ照明に関しては、他のシーンではあまりいい印象がありません。特に「影の王国」では、なんだか中途半端な横からの光があったり、全体を照らす照明が暗すぎたりと、眠いながらも心の中でツッコミを入れてました。

音楽(アレクサンデル・ソトニコフ指揮、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団)ですが、手元にあるCD(J.ランチベリー編曲)とは違う曲、同じ曲でも違うアレンジが多くて、少し違和感がありました。なんか平面的な音だったなぁ。

そんな感じで見終わった後の感想は「悪くなかったし、面白いところもあるんだけど、なんかモヤモヤしたものが残った」というものになりました。

さて、この公演から1ヶ月間、見に行く公演が目白押しの「バレエ月間」が始まりました。手元にあるチケットは、今日の分を含めて18枚!果たしてちゃんと仕事ができるんでしょうか。ちょっと不安です。

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