今週に入ってから急遽見に行くことになったシャンブルウエストの『ジゼル』(新国立劇場中劇場)。ここは今回初めて見たんだけど、役の解釈など結構面白かった。
ジゼル役は吉本真由美。新国立劇場で活躍している吉本泰久の妹さんだ。踊りは全体としてとても安定していた。バランスのところで少しふらついたりもしたけれど大きなミスはなし。演技面ではジゼルのキャラクターがとてもはっきりしていて、特に狂乱の場での表現は素晴らしかった。また機会があれば見てみたいダンサーである。
アルブレヒト役は急遽代役出演が決まった逸見智彦。相変わらず王子様キャラ全開、踊りは無難にまとめていた感じではあったが、ジゼルとしっかり心が通じ合っていたとは思う。以前よりちょっと痩せたかな?
個人的にいいと思ったのはヒラリオン役の井上欧輔。踊りはしっかりしているし、キャラクター造形も素晴らしかった。報われないヒラリオンというキャラの悲哀をよく表現できていたと思う。
客席には場所が場所だけに新国立劇場バレエ団のダンサーがちらほら。関係のあるダンサーやその仲間と言ったところかな。
さて、来週はシルヴィ・ギエム公演と新国立劇場バレエ団の『眠れる森の美女』。1週間で6公演というハードスケジュールです。でも楽しいから全然気にならないんだけどね〜。
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