• 購読する

新国立劇場バレエ団『ドン・キホーテ』4日目

そろそろラストスパートに入った新国ドンキ。
今日は酒井はなちゃんと山本隆之さん。

はなちゃんのキトリは新国ファンにとっては語り草となっている3年前の舞台の印象がとても強い。そのため期待値はものすごく高くなってしまっているのが、ちょっと可愛そうな気もする。

今日は1幕は良かったけど、2幕以降少し調子を落としていた。だんだん軸が定まらなくなっていった感じ。それでも決めるところはしっかり決めるのがはなちゃん。3幕のグラン・フェッテは「シングル(扇=閉)→シングル(扇=閉)→ダブル(扇=開)」を軸はぶらつきながらも最後まで通して、大きな拍手をもらっていた。
演技面ではキャラクター的にもキトリは合っているので、ころころと表情を変えてバジルとやりとりをしていた。ただ、2幕の森の場面では、調子が落ち気味なせいもあって、ちょっと硬かったかな。まあ「お姫様」っていうキャラじゃないせいもあるだろうし。
そんな感じだったけど、全体としては満足いく踊りを見せてくれました。最近は登場機会が減っているけど、もっともっと見ていたいダンサーです。やっぱり名前の通り「華」があるんだよね。

バジル役の山本さんは、脚を傷めてるらしいんだけど、そんなことを感じさせないようなキレイな踊りを見せてました(負担の少なくなるよう少しアレンジしていたし)。キャラ的には「街の人気者」というのがすごく合っていて、作品に溶け込んでました。1幕での片手リフト2連続の場面では、微動だにしない素晴らしい安定感を見せて大きな拍手。いやー、すごかったな。はなちゃんとのコンビも息が合っていて、安心して見れいられました。

コールドは相変わらず出来がいいです。早いテンポのオケにもまったく遅れることなく、しかも揃っているのが素晴らしい。

さて、明日はいよいよ最終日。ご贔屓の本島美和さんが登場です。初の古典主役、どうなるかな?

trackback[0]

トラックバックURLhttp://www.cafedessin.jp/mt/mt426/mt-tb.cgi/163

コメントを書き込む